
色とりどりの菊が会場を彩り、最終日もにぎわうまつり会場
「第50回おびひろ菊まつり」(帯広のまつり推進委員会主催)は、最終日の4日も多くの人でにぎわった。期間中は天候に恵まれ、会場をとかちプラザに移転して以降、来場者数は過去最高になりそうだ。
4日は土・日曜に比べ、老人ホームなどから訪れた車いすのお年寄りの姿が目立った。
約1400株の菊が飾られた総合花壇や菊盆栽など、会場でしか見られない展示に、市内の室井サチエさん(84)は「ここに来ると気分が和む」と笑顔を見せた。
市内の久保ヨシさん(94)は次女(66)と共に訪れ、「庭づくりや庭園が大好きで毎年来ている。花に囲まれると、気分が明るくなる」と話した。
子どもたちの姿も。帯広明星小1年の女児は、背丈の倍もある大菊を前に「ヒマワリより大きくてすごい」と声を弾ませた。
推進委によると、会場を移転した2015年以降、最も来場者が多かったのは18年の2万7020人。今年は全日程が晴れで連日多くの人が訪れ、昨年超えは確実とみている。
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