新得警察ツートップ 歌で防犯 署長自作、副署長とデュオ

自作の啓発ソングを披露する(右から)金田署長と後藤副署長
新得署の金田順司署長(58)が事件・事故防止を願う啓発ソングを作詞・作曲した。26日に町内で開かれた防犯イベントで、同署の後藤敏文副署長(43)とともに住民に初披露した。
歌のタイトルは「3町With新得警察署」。管轄の新得、清水、鹿追3町の平穏を、住民と警察が一丸となって守っていく決意を歌詞に込めた。
フォークソング好きの2人でギター・ユニット「新得署ワン・ツーパンチ」を結成。屈足総合会館で開かれた屈足防犯の集い(屈足防犯協会主催)で初舞台に立った。町民約150人を前に、「安全安心、みんなの願い、力を合わせて頑張りましょう」と熱唱した。
地元警察「ツートップ」の出演に町民も注目。70代の来場者からは「懐かしい曲調で親しみを感じた」と好評だった。“デビュー”を果たした2人は「緊張したが、歌詞も演奏もミスなく歌えた」と満足顔だった。
集いではこの他、清水高校生によるピアノとバイオリンの演奏や、マジックショー、帯広畜産大学吹奏楽部による演奏があり、来場者はステージイベントを楽しみながら安心なまちづくりへの思いを新たにした。
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