観光試験ツアー国後島へ

「いってらっしゃい」と見送る根室市民に感動し、拍手で応えるツアー客
北方領土での日ロ共同経済活動の一つ、日本人向け観光試験ツアーの一行44人が29日夕、チャーター船「えとぴりか」(1124㌧)で根室港を出港した。
戦後、日本人が観光目的で北方領土を公式訪問するのは初めて。ツアー客は、日本政府の委託を受けた東京のワールド航空サービスが公募。
一般観光客33人と同行者11人。27日から2泊3日の日程で根室管内を周遊し、29日は根室市の歯舞漁協で競りや北方領土の漁業問題を聞き、納沙布岬の北方館で領土問題の解説を受けた。
一行は30日に国後島で入域手続きを済ませた後、同島に上陸、来月1日には択捉島に移動、3日午前に根室港に戻る予定だ。
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