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鶴岡・日吉商店街 老舗おもちゃ店 「いちかわ」100年の歴史に幕

 鶴岡市日吉町のサンロード日吉商店街の老舗おもちゃ店「いちかわ」(市川照雄社長)は今月末で閉店し、創業100年の歴史に幕を下ろす。市川社長は「地域の子どもたちに喜んでもらえれば」と、在庫品の玩具などを市内の保育園や学童保育所などに無償提供している。

 市川社長は現在90歳。大正時代に創業した父忠雄さんと共に戦後の20歳のころから商い、70年間に渡り玩具を通じて地域の子どもたちと触れ合ってきた。昭和から平成の繁忙期には日吉商店街の本店のほか、鶴岡市の庄交モールに「アンデルセン」、酒田市の酒田ジャスコに「ピッコロ」など量販店にも店舗を構えた。本店の3階建てビルには玩具や雛壇飾りが所狭しに並び、クリスマスシーズンにはプレゼントを求める親子連れ、お年玉を手にした子どもたち、孫に雛人形や五月人形を選ぶ祖父母らで店内はにぎわったが、時代の変遷とともに遊び方も大きく変化していった。文具なども販売し店を守ってきたが、自身も高齢となり、創業100年の節目を機に閉店を決めた。

 今月末まで1階に在庫を集めて並べ、在庫一掃の“店開き”をしており、声を掛けた保育園や学童施設のうち15施設ほどが訪れている。

 25日に訪れた保育園や学童保育所のスタッフたちは店内に並ぶメンコや水鉄砲、ボートゲームなど昭和レトロなおもちゃのほか、パーティーグッズなどを品定め。「子どもたちはメンコを初めて見るのでは。昔遊びを教えながら楽しみたい」、「これから迎えるクリスマスイベントで使いたいグッズがうれしい」、「懐かしいおもちゃもあり、楽しくて時間を忘れてしまう」などと話しながら段ボール箱や袋いっぱいにおもちゃを詰め込んでいた。

 法被姿で接客をする市川社長は「『よいこの太陽』をキャッチフレーズにしてきた。店に来た子どもたちの笑顔が思い浮かぶ。地域と子どもたちに感謝しながら店じまいしたい」とにこやかに語った。

おもちゃの在庫を手渡す市川社長(右)

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