那智の滝ライトアップ 世界遺産登録15周年記念

ライトアップの試験点灯で、幻想的な那智の滝(25日午後6時ごろ、那智勝浦町那智山で)
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の登録15周年を記念し、和歌山県那智勝浦町で26日から、那智の滝のライトアップが始まる。11月3日までの土日曜の計4日間。25日夜には試験点灯があり、那智の滝が幻想的に照らし出された。
落差133メートルの那智の滝は、世界遺産・熊野那智大社の別宮・飛瀧神社のご神体。一段の滝としては日本一の落差を誇る。
ライトアップは、町内の各種団体でつくる「町観光地魅力アップ推進委員会」(会長=堀順一郎町長)の主催。10機の投光器を使い、青や緑、紫など色を変えながら、世界遺産に登録されている那智の滝を暗闇の中に美しく浮かび上がらせる。
ライトアップは26、27の両日と、11月2、3の両日の日没後から午後9時まで行う予定。2日には那智山青岸渡寺の三重塔前で133個のスカイランタンを揚げる催しもある。熊野那智大社はこの4日間、飛瀧神社の「お滝拝所舞台」も含め、午後7時まで拝観できる。
問い合わせは町観光協会(0735・52・5311)へ。
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