全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

にっぽん丸、沖永良部に寄港 乗船客300人、島の観光満喫

にっぽん丸の寄港を、エイサー演舞で歓迎する地元の高校生=24日、鹿児島県沖永良部島和泊町和泊港

 商船三井客船の大型クルーズ船「にっぽん丸」(2万2472トン)が24日、鹿児島県沖永良部島の和泊町和泊港に寄港した。乗船客は歴史や自然の魅力あふれる沖永良部島の観光を満喫した。

 にっぽん丸の沖永良部島寄港は2012年7月、同町伊延港へ寄港して以来7年ぶり。乗客は約300人で23日に熊本港を出港し、24日午前9時過ぎに和泊港へ到着した。

 港では大勢の地元住民が船を出迎えたほか、沖永良部高校エイサー部による演舞の披露もあった。

 歓迎セレモニーで、おきのえらぶ島観光協会の前登志朗会長は、「一日、島を満喫してほしい。この島はすてきな人ばかり。たくさん交流して仲良くなり、よい思い出をつくってほしい」とあいさつ。地元側から、にっぽん丸の船長らに花束と黒糖焼酎が贈られた。

 港には特産品の販売ブースが設けられ、下船後に乗客らが買い物を楽しむ姿も見られた。乗客の多くはバスやタクシーに乗り込み、観光鍾乳洞「昇竜洞」や潮吹きの洞窟「フーチャ」、昨年のNHK大河ドラマ「西郷どん」のロケ地にもなったワンジョビーチなどの観光地を巡った。

 沖永良部は今回が初来島という鹿児島県出水市の児島喜一郎さん(65)は「本土より温かく、風も心地いい」と笑顔。「西郷さんと沖永良部島の関わりに興味がある。出水にも武家屋敷群などはあるが、西郷さんがこの島に遺した足跡をたどってみたい」と語り、島内観光に繰り出した。

 にっぽん丸は午後4時すぎ、地元住民に見送られて和泊港を離れ、鹿児島港へと向かった。

関連記事

「かみしほろ」3年ぶり1位 道の駅満足度総合ランキング

 旅行情報誌「北海道じゃらん4月号」(リクルート北海道じゃらん発行)の「2024年道の駅満足度総合ランキング」で、「道の駅かみしほろ」が3年ぶりに1位になった。運営する指定管理者の観光地域商社「k...

荘内日報社

先端研を核に教育研究活動 3者が6期目の連携協定締結

 学校法人慶應義塾と県、鶴岡市は27日、慶應大先端生命研究所(同市)を核とした研究教育活動プロジェクトを今後も共同で推進するための協定を締結した。期間は2024―28年の5年間。協定は今回で6期目。今期は、研...

宇部日報社

Aスクエア、4月1日に利用開始 まちづくりの拠点として期待【山陽小野田】

 山陽小野田市がLABV(官民協働開発事業体)プロジェクトの核事業として、中央2丁目の市商工センター跡地で建設を進めていた複合施設「Aスクエア」が完成し、4月1日から利用開始となる。公共施設と...

伝統の「送り節」で見送り 教職員との別れ惜しむ 宇検村田検

 ハレ おこれーこーれーおーこーれーよー はーまーしょうがーあでおーこーれー(送ろう 送ろう 浜まで送りましょう)。  鹿児島県宇検村田検集落で27日、春の人事異動で集落(シマ)を離れる教職員...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク