
ゴールドメダルに輝いたあしょろチーズ工房の「十勝ラクレットモールウォッシュ」(チーズプロフェッショナル協会提供)
新得・共働学舎の笹ゆき「銅」
イタリア・ベルガモで開かれた「World Cheese Awards 2019」(ワールドチーズアワード)で、あしょろチーズ工房(足寄町)の「十勝ラクレットモールウォッシュ」がゴールドメダル、共働学舎新得農場(新得町)の「笹ゆき」がブロンズメダルを受賞した。
チーズ業界で権威あるコンテストの一つで18日に開かれた。
NPO法人チーズプロフェッショナル協会によると、世界各国から3802品がエントリー。ゴールドメダルは、最上位84品のスーパーゴールドメダルに次ぐ高い賞で283品が受けた。ブロンズメダルは609品が選ばれた。
あしょろ-のチーズは、足寄の工房で1次加工したラクレットを十勝川温泉のモール泉で磨き上げ、十勝品質事業協同組合の共同熟成庫(音更)で仕上げた。共働学舎の笹ゆきはカマンベールタイプで、自生するクマザサ入りの塩を使い、仕上げに葉を巻いた北海道らしいチーズ。
日本からは道内6工房を含む18工房が出品。昨年10月の「Japan Cheese Award 2018」などのコンテストで上位を獲得した工房から選ばれた。チーズ工房那須の森(栃木)の「森のチーズ」がスーパーゴールドメダルに入った。

ブロンズメダルを受賞した共働学舎新得農場の「笹ゆき」(チーズプロフェッショナル協会提供)
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