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子育て支援、交流の場に 奄美名瀬LCが無料食堂 奄美市名瀬

カレーライスを頬張る来場者たち=22日、鹿児島県奄美市名瀬

 奄美名瀬ライオンズクラブ(里泰慶会長)は22日、鹿児島県奄美市名瀬のAiAiひろばで「子ども食堂」を初開催した。子どもを中心に多くの地域住民が来場。手作りのカレーライスを味わい、交流を深めた。里会長は「子育て支援とともに、子どもたちの友達づくりや学習の場として今後も続けていきたい」と語った。

 子ども食堂はさまざまな理由で家庭で食事ができなかったり、両親が共働きで一人で食事をしなければならない児童らを支援しようとスタートした民間発の取り組み。2012年に東京都で始まり、現在は地域のコミュニティーづくりなども目的に全国に広がっている。

 同クラブはボランティア活動の一環として、子どもだけでなく一般市民も対象に実施。調理は会員の妻ら7人が担当した。児童生徒や家族連れが次々と来場し、正午から午後3時までに185食が提供された。

 娘と友人らと訪れた市内の女性は「名瀬でも取り組みがあればいいなと思っていた。子どもは一人では食が細いが、同年代の子と一緒だとよく食べてくれる」と笑顔で話した。

 同クラブは、安全に食べられるのに包装の破損や印字ミスなどで流通できなくなった食品を寄付してもらい、福祉施設や生活困窮者に無償提供する「フードバンク奄美」の設立に向けて準備している。今回は霧島市のフードバンク団体から約240キロの米の寄付を受けて実施した。

 里会長は「今後も定期的に子ども食堂を開催し、活動を充実させていく。児童生徒へ食事を通した学習や学校の宿題支援なども行いたい」と話した。

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