見応えある城を紹介

各地の城を紹介するポスター=豊橋市中央図書館で
見るもよし、歩くもよし-。豊橋市中央図書館2階で、三遠南信地域の見応えある城を多角度から紹介する「ふるさと城めぐり」が始まった。27城を選出して紹介しており、連日100人を超すファンで賑わっている。3月18日まで。 「ふるさと探訪」と銘打つ資料展の第1弾。昨春、「続日本百名城」が発表され、吉田城(豊橋)や古宮城(新城)、浜松城などが選ばれたこと、「城ブーム」で、天守閣のある城だけでなく山城を訪れる人も増えてきたことから企画した。 美しい景観のポスターで来場者を迎える会場では、戦国の城のつくりを紹介したほか、石垣を見比べたり土塁や堀を見たり、眺望を楽しむなどの城めぐりの醍醐味を紹介。続いて「岡崎城」「長篠城」「掛川城」「高遠城」「吉田城」といった百名城や続百名城、武田氏ゆかりの「伊那大島城」「二俣城」、東三河戦国武将ゆかりの「二連木城」「大崎城」「牧野城」、直虎関連の「井伊谷城」「柿本城」、地域を代表する城として「田原城」「上ノ郷城」「亀山城」「田峯城」などを順にパネルで紹介している。 ほかに、城郭模型や城に関する書籍、取材写真、吉田城址の出土品、各城のチラシやパンフレットなども置かれ、来場者の関心を集める。「展示を機に現地を訪れたり、歴史に興味を持ってもらえたら」と担当者は話す。 17日午後1時半から記念行事「楽しもう 城めぐり」(入場無料、先着150人)として高橋洋充・同市二川宿本陣資料館主任学芸員が「豊橋の城めぐり」、中井均・滋賀県立大学人間学部教授が「私の城めぐり」の題で講演する。
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