淡く光る毒キノコ 「ツキヨタケ」
ブナ林で淡い光を発するツキヨタケ(田辺市龍神村で)=長時間露光
シイタケに似た毒キノコ「ツキヨタケ」が、和歌山県田辺市龍神村の護摩壇山で淡い光を放っている。森林公園総合案内所によると、例年より発生が遅いという。
ツキヨタケは8~10月に生えやすい。大きなものはかさの直径が20センチを超える。主に裏のひだが発光する。食中毒になりやすいキノコで、県内でも発生している。
護摩壇山では、標高900~1300メートル付近の主にブナの倒木に生える。重なるように出ることもある。暗闇の中で見つけると、白くほのかに光って幻想的だ。
案内所の管理人は「例年は9月に多く発生する。今年は8月下旬に少し確認したが9月はほとんど見られなかった。全体的な発生量も少ないのかもしれない」と話している。
関連記事
はしご車を共同運用 28年春から、田辺、白浜の消防本部
和歌山県の田辺・西牟婁の1市3町を管轄する田辺市と白浜町の両消防本部は2028年4月から、出動機会が少ないはしご車を共同運用する。それぞれが所有するはしご車を1台に集約し、経費負担の削減や相互...
患者情報を多職種で共有 十勝医師会がネットワーク 300施設参加
十勝医師会(大庭滋理会長)は、管内の医療機関や介護施設が共通のICT(情報通信技術)ツールを使い患者情報を共有する「十勝医療介護情報共有ネットワーク」(愛称・とかち月あかりネットワーク)の取り組...
オリジナル日本酒「燦樹2025」発売 「出羽燦々」原料の純米大吟醸 3種計1800本..
山形大学は23日、オリジナルの日本酒「燦樹(きらめき)2025」を発売した。 燦樹は、鶴岡市の山形大学農学部・高坂農場で栽培した酒米「出羽燦々(でわさんさん)」を原料にした純米大吟醸。2007年から山...
大谷HDが農業に新規参入 厚東広瀬の「ビバファーム」でトマト栽培【宇部】
建設業や不動産業、介護福祉事業を展開する大谷ホールディングス(大谷英治社長、宇部市助田町)が、厚東広瀬に情報通信技術(ICT)を活用した太陽光利用型植物工場「ビバファーム」を立ち上げ、トマト...