山口マツダ西京きずなスタジアムに、球場に命名権

握手する大原社長(右)と渡辺市長(市役所で)
改修中の西京スタジアム(山口市宮野上)の名称が、リニューアルオープンする4月1日から「山口マツダ西京きずなスタジアム」に変わる。市と命名権者の山口マツダ(大原敏之社長)が15日、市役所で契約を結んだ。大原社長が「スタジアムで出会いやプレーなど、いろいろな感動が生まれることを期待している」とあいさつ。渡辺純忠市長は「愛称が広く浸透し、より多くの市民に愛される施設になってほしい」と期待した。
市が所有する施設の命名権導入は初めて。隣接する第2球場の名称も同スタジアム第2球場へと変わる。同社との契約額は年間300万円(税別)で、名称の使用は5年間。名称のきずなには、市の歴史や文化、風土を次世代の子どもたちに継承していきたいという思いと、スタジアムを訪れた人同士が絆を深めてほしいとの願いが込められている。
現在、西京スタジアムと第2球場は、老朽化に伴う施設の改修中で、スコアボードや音響施設などが新たな設備に変わるほか、球速を測定できるスピードガンなども導入される。4月7日に同スタジアムの看板除幕式が開かれる。
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