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釧路新聞社

黄色いポスト道内初設置【釧路・根室】

JR根室駅に設置された「幸せの黄色いポスト」に記念投函を行う藤井会長。自社の「請求書です」と参加者を笑わせた

黄色いポスト設置は、大地みらい信用金庫本店の顧客らでつくる「はくちょう会」(藤井景介会長)が、今年設立20周年の節目を迎えたことから、記念事業として実施した。

 藤井会長のもとに同信金の元本店長から届いた指宿の絵はがきに、最南端の駅に設置されて話題になっていた黄色いポストが写っていた。根室駅の活性化を思案していた藤井会長が根室駅にも設置できないか、事務局の信金側と相談、日本郵便やJR北海道の協力を受けて実現にこぎ着けた。

 設置したポストは1901(明治34)年に試験設置され、49(昭和24)年に全国に広がった丸形1号ポスト。すでに70年が経過し、現在の郵便事情に合わないことから製造されておらず、現存数は「極めて少ない」(根室郵便局)。今回のポストも道内で保管されていた中古2基のうちの1基だという。

 九州地方を中心に全国に数カ所のみという希少性もあって「幸せになる」と口コミで広がり、写真投稿サイト「インスタグラム」でも話題になっている。

 除幕式には、藤井会長はじめ根室郵便局の加藤孝一局長、JR根室駅の薄井冠一駅長、根室市の金田真司総合政策部長、大地みらい信金の大越秀一常務ら約30人が駆け付けた。

 藤井会長は「最南端などとつながりが持てたらとも思う。皆さんにかわいがってもらい、パワースポットになれば」と期待を込め、加藤局長は「道内で初めての黄色いポスト。最東端の地にふさわしく市民や観光客に愛され、たくさん手紙が出されるように期待したい」と述べた。

 同ポストはレターパックなどは送れないものの、はがきや封書は投函可能で、集配も行う。既存の角形ポストは24日に撤去される。

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