心行くまで美酒堪能
大型観光誘客事業「新潟県・庄内エリアデスティネーションキャンペーン(DC)」(12月末まで)の企画の一つとして酒田市中町モールで12日午後、庄内地域の18酒蔵をはじめ県内全酒蔵が醸した地酒の飲み比べを楽しむ「おいしい食の都庄内酒まつり」が開かれ、あいにくの天候にもかかわらず、日本酒ファンが大勢繰り出し心行くまで味わった。
「新潟・庄内DC」のメーンテーマは「日本海美食旅(ガストロノミー)」で、新潟と庄内の「美食」「美酒」を全国に向けて発信する。
酒まつりは昨年のプレDC時に続き2回目。この日正午から行われたオープニングセレモニーでは、県観光キャンペーン推進協議会長を務める國井英夫庄交コーポレーション社長の音頭で来場者全員が高々と杯を掲げた。
77銘柄が集まり、来場者は各ブースを回って100円でおちょこ1杯分を試飲。グルメでは、県産ズワイガニ「庄内北前ガニ」を使って同市のレストラン「ロアジス」最高顧問で「食の都庄内」親善大使を務める太田政宏さんが監修した「キッシュ」「クリームコロッケ」や、焼きガニなどが数量限定で並び、開始早々に売り切れ続出。訪れた人たちは庄内、県内を代表する「美酒」「美食」を堪能していた。

心行くまで地酒を味わった「おいしい食の都庄内酒まつり」
関連記事
センリョウの収穫始まる 正月飾りに人気の縁起物
正月用の切り花として人気のあるセンリョウ(センリョウ科)の収穫が、和歌山県印南町の山間部にある真妻地域で始まった。 センリョウは上向きに実がなることから縁起が良いとされる。同町では1950...
バー形式で交流模索 地域おこし協力隊員 山岸さん 「海と港となつこの部屋」..
白老町地域おこし協力隊員、山岸奈津子さん(43)は26日、海や港に関わる町民との交流スペース「海と港となつこの部屋」を町大町の喫茶店カイザーの隣店舗に開設した。 同スペースは、白老港の魅力...
六十里越街道の魅力 情報発信語り合う
「六十里越街道魅力発信フォーラム~歴史ある街道をどのようにして発信していくか考える~」が25、26の両日、鶴岡市の朝日地域で行われた。庄内と内陸を結ぶ古道・六十里越街道について、講演やパネルディスカ...
歩いて「広尾」再発見 フットパス2コース開始
広尾町内のシーサイドパークや大丸山森林公園の景観スポットをめぐるフットパス・2コースが運用を開始した。両コースには8カ所ずつポイント(QRコード)があり、スマホでスタンプをゲットすると特製の「手...