
ラグビー日本代表の活力となっている「十勝おはぎ」
ラグビーワールドカップ(W杯)で躍進する日本代表。大会前は十勝産小豆のおはぎが差し入れされ、チームに好評。大会中は試合前の食事「マッチミール」におはぎが採用され、選手の活力になっている。
W杯に向けて宮崎市で7月に行われた合宿に、俳優の舘ひろしさんが「十勝おはぎ」を500個差し入れた。FW姫野和樹選手が同郷で元ラグビー部の舘さんに、石原軍団御用達の「十勝おはぎ」をリクエストしたのがきっかけだった。
製造するサザエ食品(兵庫)によると、つぶあんときな粉がセットの商品。おはぎが好物という舘さんをはじめ、石原軍団が差し入れやお土産の定番としていて、選手たちにも歓迎された。
おはぎは、W杯期間中も「マッチミール」として宿舎のホテルで出されている。栄養士の判断で、エネルギー源となり腹持ちするおはぎをメニューの一つに入れた。日本ラグビーフットボール協会は「選手たちには好評。おはぎが活力、パワーの一つになっているのでは」とする。
1次リーグ3連勝の日本代表は13日、スコットランドと対戦する。「十勝おはぎは『勝』の字が入っているので縁起がいい」と同協会。初のW杯ベスト8進出に向け、勝利を重ねられるか。
関連記事
「輝サーモン」3年目の養殖開始へ 八峰町の若手漁師意欲
八峰町の若手漁師らでつくる「八水」(菊地陽一社長)は、今年も同町八森の岩館漁港でトラウトサーモン「輝(かがやき)サーモン」の養殖事業を始める。3年目の今回は養殖数を昨年の1千匹から1・5倍の...
奥三河食材が絶品料理に変身 新城でレシピ発表会
奥三河地域で作られる食料加工品を活用したレシピ発表会が7日夕、新城市八束穂の道の駅「もっくる新城」で開かれた。 県新城設楽振興事務所主催。奥三河観光協議会が企画した。道の駅を運営する「...
平松食品御津工場で「ハゼの甘露煮」づくり佳境
おせち料理に使われる「ハゼの甘露煮」づくりが、豊川市御津町の「平松食品」御津工場で最盛期を迎えた。 味の決め手は秘伝のタレ 先月から作業が始まった。三河産と中国産のハゼのはらわたを取...
濃厚ナイアガラワイン 信州大農学部が新商品発売
信州大学農学部(長野県南箕輪村)は5日、昨年秋の実習で学生が収穫したブドウの果汁を凍らせて濃縮する氷結製法を用いた新商品「濃厚ナイアガラワイン」を構内の生産物販売所で発売した。「濃厚」を冠し...