豊川でアユの産卵場整備

豊川を守る住民連絡会議(渡邉正代表)と豊川上漁業協同組合、豊川上水辺保全会は6日、アユの産卵場となる豊川の賀茂橋下流域の整備活動を行った。 2015(平成27)年からの取り組みで、ダム建設が原因で汚れた豊川を整備することでアユの個体数を回復させるのが目的。 この日は漁業関係者ら約30人が参加し、産卵場整備の目的や実施方法を学ぶ学習会を賀茂校区市民館で開いた後、賀茂橋下流へ移動。アユがこの時期に海へと泳いでいく際、卵を産みつけるこぶし程の大きさの石を備中鍬(びっちゅうぐわ)で洗ってきれいにする作業を行った。 代表の渡邉正・愛大名誉教授は「アユはきれいな石についたコケを食べ、そこに卵を産み付ける。ダム開発で豊川は汚れてしまった。今までは人間が農業用水を引くなど川に助けられてきた。今度は人間が川をお世話する番です」と語った。 参加者らは、来春何百万匹ものアユが元気に海から遡上(そじょう)してくることを願いながら汗を流していた。
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