特産アピール、白神ねぎまつり

多くの来場者でにぎわいを見せたねぎまつり
JAあきた白神ねぎ部会(大塚和浩部会長)など主催の「第2回白神ねぎまつり」は5日、能代市総合体育館前で始まった。白神ねぎの千本焼きや皮むき体験、即売、マスコットキャラクターの発表などを行い、多くの来場者に特産をアピールしながらにぎわいを生み出した。6日まで。
ねぎまつりは「白神ねぎ」の販売額が平成27年度から4年連続で10億円に達したことを記念し、同JAねぎ部会や同JA、能代市、藤里町が主催して昨年に初めて開催した。昨年は11月に市役所さくら庭で開いたが、雪交じりの寒風に見舞われたため、今年は10月にずらすとともに、多くの人に白神ねぎのおいしさを体感してもらおうと産業フェアに合わせて開いた。
産業フェアとの合同開会式では、フェアの広幡信悦実行委員長に続き、JAあきた白神の佐藤謙悦組合長が「今月末に販売額が10億円を超えるよう進めている。市民の皆さんにもぜひPRをお願いしたい」、斉藤市長が「白神ねぎは大変元気。能代市のネギの産出額(平成29年・農林水産省推計)は全国で16位。市としてますます応援したい」とあいさつした。
市総合体育館前のテントで、さまざまな企画を展開。白神ねぎを炭火で焼く「千本焼き」は行列ができるほどの人気ぶりで、来場者は焼き上がるのをじっと待った後、熱々のネギにマヨネーズや味などを付けてかじり付いた。炭焼きは生産者も太鼓判を押す食べ方で、来場者は甘さと風味、トロトロな食感に驚きながら笑顔で味わった。
ネギの皮むき体験は、日頃はなかなかできないとあり、子どもも大人も大勢体験。音を立てて勢いよく皮がむける様子に驚きながら、歓声を上げて楽しんだ。このほか、新鮮ネギの即売(1束100円)、ネギのラー油やショウガふりかけなどの加工品の販売も行い、関心を集めた。
まつりは6日まで。時間は午前9時30分~午後3時。
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