全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

長野日報社

信大農学部開発の夏秋イチゴ 栽培技術向上へ現地視察検討会

夏秋イチゴの品種「信大BS8-9」について大井さんの話を聞く参加者たち=玄農舎伊那農場

 信州大学農学部が開発した夏秋イチゴ「信大BS8-9」の現地視察検討会が3日、伊那市西箕輪大泉新田の玄農舎伊那農場のハウスで開かれた。全国から生産者ら55人が集まり、同品種の”生みの親”である信大工学部特任教授の大井美知男さんと、農場長の山口昭雄さんから話を聞き、栽培技術の向上に役立てた。同品種の導入に意欲を持つ人たちも参加した。

 信大BS8-9研究会(事務局・長野市)が主催する研修会で3回目。上伊那地方では初めて開いた。同農場は多段式の高設栽培システムで同品種を育てるほか、増殖棟や育苗棟もあり「これから始めようとする人たちの参考になる」として会場に選んだ。

 同品種は味や糖度、香りに優れ、果芯まで着色する特性を持つ。農学部時代に品種改良を手掛けた大井さんは、高品質の四季なり性品種として評価が高まり、北海道から九州まで60カ所で栽培されるようになったと説明。「夏秋収穫だけでなく、今後は周年収穫栽培を考えてほしい。作業する人も通年の方が仕事をしやすい」と伝えた。

 山口さんは、同農場の設備や実績を示し、さまざまな試験データを公開。「早めに植えてゆっくりと根を張らせることが大事。株間を開けると収量増につながる」などと解説し、「このイチゴでなければ駄目というお客さまも増えている。需要に供給が追い付いていない」と、生産拡大の必要性を訴えていた。

 一行は、同じ西箕輪地区にある伊那バスアグリ事業部のハウスも見学した。

関連記事

「かみしほろ」3年ぶり1位 道の駅満足度総合ランキング

 旅行情報誌「北海道じゃらん4月号」(リクルート北海道じゃらん発行)の「2024年道の駅満足度総合ランキング」で、「道の駅かみしほろ」が3年ぶりに1位になった。運営する指定管理者の観光地域商社「k...

荘内日報社

先端研を核に教育研究活動 3者が6期目の連携協定締結

 学校法人慶應義塾と県、鶴岡市は27日、慶應大先端生命研究所(同市)を核とした研究教育活動プロジェクトを今後も共同で推進するための協定を締結した。期間は2024―28年の5年間。協定は今回で6期目。今期は、研...

宇部日報社

Aスクエア、4月1日に利用開始 まちづくりの拠点として期待【山陽小野田】

 山陽小野田市がLABV(官民協働開発事業体)プロジェクトの核事業として、中央2丁目の市商工センター跡地で建設を進めていた複合施設「Aスクエア」が完成し、4月1日から利用開始となる。公共施設と...

伝統の「送り節」で見送り 教職員との別れ惜しむ 宇検村田検

 ハレ おこれーこーれーおーこーれーよー はーまーしょうがーあでおーこーれー(送ろう 送ろう 浜まで送りましょう)。  鹿児島県宇検村田検集落で27日、春の人事異動で集落(シマ)を離れる教職員...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク