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宇部日報社

中也の詩の世界を自動人形からくり箱で

武藤さんが制作したからくり箱を見る来場者(中原中也記念館で)

 自動人形からくり箱で中原中也(1907~37年)の詩の世界を表現する神奈川県出身の美術家、武藤政彦さんの展覧会「ムットーニからくり文学館」が、山口市湯田温泉1丁目の中原中也記念館で開かれている。11月24日まで。  同館の開館25周年記念の一環である同展は「文学表現の可能性」をテーマに、文字情報だけでなく造形作品や漫画など、さまざま方面から文学性を掘り起こそうと企画した。    武藤さんの作品は、舞台装置が巧みに絡み合いながら、物語を紡いでいく独自の世界観で人気を集めている。    同展では人形、音楽、朗読などにこだわった7点を展示。中也の他にも萩原朔太郎や宮沢賢治の文学を題材としたからくり箱もある。    初公開の「サーカス」は、同展のために制作。高さ約1㍍、横約50㌢の木箱の中は劇場をモチーフにした三重構造になっており、空中ブランコをする少女やイワシ頭の観客が朗読に合わせて登場する。    戦争を思い起こさせる描写で始まったことから、物悲しい雰囲気になったという武藤さんは「中也の詩のファンがどう感じるか、気になる」と同館に話していたという。    スケッチや人形のパーツ、からくりの構造図も展示しており、作品の精巧さをうかがうことができる。    また関連イベントとして、武藤さんの口上を交えた上演会を11月2~4日、23、24日の午後1時と3時に開く。    25日は、同館学芸員の解説も聞ける展示見学が午後1時半から3時まである。いずれも事前申し込み不要で参加無料。    開館時間は午前9時~午後6時(11月は5時)。    入場料は一般330円、学生220円、18歳以下と70歳以上は無料。  

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