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「帯広の森」アジア景観賞 市民参加の森づくり評価

 アジアの優れた景観を表彰する今年度のアジア都市景観賞に、帯広の森の取り組みが選ばれた。国連の機関などが主催する国際的な賞で、都市と自然が調和した市民参加の森づくりが高く評価された。

市民参加の森林づくりが評価されアジア都市景観賞に選ばれた「帯広の森」

 国連ハビタット福岡本部や福岡アジア研究所など4団体の主催。2010年から都市景観で優れた都市や地域、プロジェクトを選んでいる。今年度は7カ国・36件の申請があり、帯広の森など国内3件を含む計12件が受賞した。道内では3件目。

 受賞したのは「帯広の森造成事業~市民参加による都市と農村の交流エリアづくり」。帯広の森は1975年の造成開始以来、市民参加の植樹祭などを通して整備してきた。面積は東京ドーム85個以上の406.5ヘクタール。動植物は500種以上が生息しており、こうした一連の森づくりの活動を申請した。

 審査では、長期ビジョンに基づく持続性ある整備計画、市民と専門家、行政の連携、原生林の樹種を踏まえた生態系づくりなどの取り組みを評価。同事務局は「都市と自然のバランスを考慮し、街の活性化につなげている」としている。

 米沢則寿市長は「市民のつくりあげてきた帯広の森がアジアの代表的な都市景観として認められたことは大変名誉なこと。受賞を励みに、皆さんと力を合わせて豊かな都市の森づくりに取り組みたい」と話している。表彰式は11月23日に香港で開かれる。

 道内では過去に、札幌市の「モエレ沼公園」、上川管内東川町の「東川小学校・地域交流センターを核とした地域環境整備」が受賞している。

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