
見頃を迎えた中央アルプス千畳敷の紅葉
標高約2600メートルの中央アルプス千畳敷で、紅葉が見頃を迎えた。1日はロープウエーを利用して多くの観光客や登山者が訪れ、色付いた草木や青空に映える山並みを楽しんでいた。
中央アルプス駒ケ岳ロープウェイを運行する中央アルプス観光によると、今年の紅葉は梅雨以降に雨が多かったことが影響してか、ナナカマドなど赤の発色が弱め。それでもダケカンバなどの鮮やかな黄色が、千畳敷一帯を秋色に染めている。紅葉は徐々に山を下り、今月中旬にはロープウエー沿線で見頃になりそうだという。
友人と神奈川県から訪れたという女性(31)は「秋の登山は初めて。紅葉と青空の組み合わせがとてもきれいで感動しました」と話し、カメラのシャッターを切っていた。
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