全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

紀伊民報社

アフリカツメガエル駆除作戦

泥まみれになりながらアフリカツメガエルを探す参加者(29日、田辺市新庄町で)

 和歌山県田辺市新庄町の鳥ノ巣半島で29日、外来生物アフリカツメガエルの駆除があった。県の条例に基づくもので、田辺中学校と田辺高校の生物部員と一般ボランティアら約60人が参加した。
 参加者はゴム長靴をはき、事前に水を抜いていたため池(約370平方メートル)に入って、たも網で生物を捕獲。在来種のニホンウナギやヤゴ類、エビ類などを保護した。外来ガエルは亜成体3匹とオタマジャクシ4匹を捕まえた。泥に潜ったりして捕り残した外来ガエルを窒息させるため、ため池に一辺20メートルと10メートルのネットを1枚ずつ張った。
 中学生の時から参加しているという田辺高校生物部1年の田中壮侍君(16)は「一般の人が積極的にやってくれて心強かった。広く知ってもらうのが重要なので、いい機会になった」と話した。
 4月に外来生物条例が施行されたのを受け、両校生物部と地元関係団体、田辺市、県で設立した「鳥ノ巣半島生物多様性保全推進協議会」が駆除活動を続ける。半島には約40のため池があり、30ほどで外来ガエルの生息が確認されている。年内に14の生息池で、来年度には残りの生息池で駆除を予定している。

関連記事

宇部日報社

宇部市区、8年ぶりの県議選へ 告示日まで1週間【宇部】

 統一地方選の第1弾、任期満了に伴う県議選の告示まで1週間となった。前回は無投票だった宇部市区は、定数5に対し現職5人、新人2人の7人が立候補を予定しており、2015年以来、8年ぶりの選挙戦は確実...

マチの魚屋ここに在り 過去10年で十勝管内2割減少…生き残りに懸命

 対面販売で魚の旬や産地、おいしい食べ方を消費者に伝えてきた鮮魚店。帯広の老舗鮮魚店「浜谷商店」が1月に閉店するなど、いわゆる「マチの魚屋さん」が十勝でも減っている。消費者の魚離れに加え、切り身や...

海外クルーズ船、3年ぶり寄港 奄美市 乗客650人、地元歓迎

 米国の船会社が所有する豪華客船「セブンシーズ・エクスプローラー」(5万5254トン)が23日、鹿児島県奄美市の名瀬港観光船バースに接岸した。新型コロナウイルスの影響で外国からの客船寄港の自粛が...

長野日報社

ネパール伝統成人式 日本生まれの3人、長野県駒ケ根市で

 ネパール式のヒンズー教による伝統的な成人式「バルタマン」が23日、長野県駒ケ根市北割一区のネパール料理店「ポカラダイニング」で開かれた。一人前の大人になるために行う通過儀礼で、同店を経営する...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク