ものづくり成果発表

優勝した県ロボット競技大会を動画で報告する電気科の生徒=豊川市文化会館で
豊川工業高校(水野智久校長)は14日、豊川市文化会館で「第9回研究発表大会」を開いた。全校生徒や父母、企業関係者、近隣の代田中学校2年生を前に、3年生の代表6チームが取り組んできた課題製作や研究の成果を発表した。 機械科1組は「考えるものづくり」、同2組は「部活動支援プロジェクト」、電子機械科1組は「制御に関する研究」、同2組は「コマの製作」、電気科1組は「愛知県工業高校生ロボット大会への挑戦」、情報システム科1組は「ゲームプログラミング」と、それぞれの題名で発表。画像や動画を使い、課題に臨んだ動機や工程、問題点や反省点などを報告した。
電気科はロボット競技大会優勝を報告
電気科1組は昨年12月の県ロボット競技大会で、決勝で一宮工業に逆転勝利して優勝し、アイデア賞とデザイン賞にも輝いた功績を動画も使って振り返り「繰り返しのテストや点検、修理、緊急対応など、ものづくりの大変さを知り、目標を達成できた時の感動を得た」と回想した。 また、電子機械科2組は昨年11月の全国高校生コマ大戦で3位に輝いたチームを紹介し「来年は後輩がリベンジし、優勝を狙ってほしい」と期待。外注の見積もり額より安価で、バレーボール部の屋外コートや、野球部の防球フェンスを作った機械科2組は「みんなで一丸となって作業でき、いい経験になった」と話した。 生徒の専門知識や創造力、チームワークを高めるために開催しており、今年も多くの理工学系の企業関係者が来場。斬新な技術や優秀な人材の発掘に目を光らせた。
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