全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

忠類ナウマンゾウ化石 半世紀ぶり故郷へ 幕別

発掘以来半世紀ぶりに忠類に戻ったナウマンゾウの化石骨

 お帰りなさい、ナウマンゾウ-。10月5日から忠類ナウマン象記念館で開幕する特別展「忠類で発見された化石たち~忠類ナウマンゾウ化石の里帰り」を前に、全47個の化石骨が27日、半世紀ぶりに忠類に戻った。全ての化石骨が十勝で展示されるのは発掘以来初めて。

 忠類ナウマンゾウ化石発見50周年記念事業の一環。1969年に忠類で発見されたほぼ一頭分の化石骨は北海道博物館(札幌)の収蔵庫に保管されている。

 この日は午後4時ごろ、化石骨を載せたトラックが到着し、1メートル四方の木箱が次々と展示室に運び込まれた。専門業者に加え、町職員も職員研修の一環として作業を手伝った。

 職員は「右尺骨」「左寛骨」などと記された木箱や2メートル以上の牙が収められた段ボールを慎重に開けて中身を確認し、太古の化石との対面に歓声を上げた。町教委の鎌田浩主幹は「ナウマンゾウの化石骨は北海道博物館でもなかなか本物を見る機会はない」と感慨深げに話していた。

 特別展では北広島市エコミュージアムセンターが所蔵する北広島マンモスの親子の実物大模型も展示する。開期は11月4日まで。入館料は一般300円、小中学生200円。

関連記事

デイゴ満開 宮良の「なごみの里」

 石垣市字宮良で社会福祉法人沖縄松楓会が運営する特別養護老人ホーム「なごみの里」で、デイゴの花が見ごろを迎えている。  サンダンカ、オオゴチョウとともに県の三大名花であるデイゴ(マメ科、方言...

釧路新聞社

SL冬の湿原号、利用好調 昨年度並み1万3545人【釧路市】

  JR北海道釧路支社(戸川達雄支社長)は、今年度釧網線で運行した人気観光列車「SL冬の湿原号」と「流氷物語号」の利用状況をまとめた。同支社によると、冬の湿原号は、過去10年間で最多となった昨年度と...

長野日報社

諏訪大社上社本宮の重文保存修理事業 3期工事を来月本格開始

 諏訪大社は4月から、上社本宮(長野県諏訪市)の重要文化財保存修理事業の3期工事を本格的に始める。3期工事は、勅願殿、勅使殿、五間廊、神楽殿、天流水舎の5棟に対して、耐震補強の基礎工事や建物の...

「かみしほろ」3年ぶり1位 道の駅満足度総合ランキング

 旅行情報誌「北海道じゃらん4月号」(リクルート北海道じゃらん発行)の「2024年道の駅満足度総合ランキング」で、「道の駅かみしほろ」が3年ぶりに1位になった。運営する指定管理者の観光地域商社「k...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク