秋の全国交通安全運動の一環として八重山地区交通安全協会（辻野ヒロ子会長）は26日午後、国道３９０号沿い、とぅばらーま歌碑前で、飲酒運転根絶ボード作戦とマスコット配布キャンペーンを行った。

　同協会、市交通安全推進協議会、八重山署、国際ソロプチミスト、平真小学校から約30人が参加。辻野会長は「子どもたちの呼び掛けでドライバーに通じればと思う。協力お願いします」とあいさつした。

　児童らは「みんなの願い交通安全」「飲酒運転絶対ダメよ！」と書かれたボードを持ち、ドライバーや通りがかりの市民に飲酒運転根絶を呼び掛けた。

　大きな声で呼び掛けをしていた山田鼓太さん（11）は「石垣市のドライバー全員が飲酒運転しないようにと願って声を出した」と話した。

　また、ボランティア団体の国際ソロプチミスト石垣（新城トヨ会長）が手作りした太鼓型の交通安全お守り３００個を信号待ちをしているドライバーに配布した。

　新城会長は「運転手に飲酒運転はダメと太鼓判を押すという意味で太鼓の形にした。捕まったら家庭崩壊につながる。根絶を訴えたい」と語った。