オオルリの幼鳥観察 姿、鳴き声ともに美しく 与那国島宇良部岳付近で
渡りの途中、与那国島を訪れたオオルリの幼鳥=19日午後
【与那国】オオルリの幼鳥1羽が19日午後、与那国島宇良部岳付近で観察された。強い北風が吹く中、風裏にあたる山の南側の林道で、餌となる小さな虫を捕まえ、長旅の疲れを癒やしていた。
オオルリは、南西諸島を除く北海道から九州までに繁殖のため夏鳥として訪れ、冬季はインドネシア半島やフィリピンなどで越冬する。
全長約16㌢で雄は、頭から背、尾まで光沢のある青で、尾の付け根の左右に白斑がある。喉、顔は黒で腹は白い。雌は頭から尾にかけて背面が茶褐色で、喉と腹は白くオスに比べると地味な印象だ。雄が美しい色彩になるには2~3年を要すると考えられている。
コルリ、ルリビタキなどとともに青い鳥御三家と呼ばれたり、ウグイスやコマドリとともに日本三鳴鳥と呼ばれるなど姿、鳴き声ともに美しい。
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