ラグビーW杯 合宿のナミビア応援

ナミビアを応援する上富田町民ら(上富田町の上富田文化会館で)
和歌山県上富田町朝来の上富田文化会館で22日、ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会に備えて同町で調整していたナミビア代表の1次リーグ初戦を応援するパブリックビューイング(PV)があった。試合はイタリア代表に22―47で敗れたが、会場にはラグビー関係者ら約200人が訪れ、エールを送り続けた。
ナミビア代表は上富田町で14~20日、事前合宿を実施。歓迎式で町民と交流したり、近畿の大学や社会人と非公式の合同練習をしたりして、大会に臨んだ。
イタリア代表との初戦は、大阪府東大阪市の花園ラグビー場であった。地上波テレビの放送がないため、町が大型スクリーンに試合のライブ放送を映し出すPVを実施した。
PV会場では試合前、ナミビア代表カラーの青色のTシャツを着た熊野高校ラグビー部の瀬越正敬監督と部員で2年生の矢野桂大君がナミビア代表のチームや試合の見どころを紹介。応援団長を務めた2年生の白木智隆君が「フレーフレーナミビア」と来場者に応援を促した。
ナミビアは試合開始直後にトライを決めて先制。しかしその後はイタリアに追い付かれ逆転された。7―21でスタートした後半も苦しい展開だったが、終了間際に3トライ目を決めて意地を見せた。
試合後、来場者を前に熊高ラグビー部主将の谷本瑠佳君(3年)は「残念ながら負けたが、いい試合内容で感動した。今後も引き続きナミビアの応援をよろしくお願いします」とあいさつした。
関連記事
古民家のゲストハウス 梅の産地にオープン
和歌山県みなべ町晩稲に古民家のゲストハウスがオープンした。日本最大級の観梅の名所「南部梅林」の近くにあり、観光客だけでなく、梅の収穫など援農者の利用も期待する。将来は農業などの体験も提供したい...
学生考案レシピを朝食で提供 新苫小牧プリンスホテル和
職業訓練校「野口観光ホテルプロフェッショナル学院」2年生の田村朝華さん(20)が考案した「トマトのおかゆ」が、新苫小牧プリンスホテル「和~なごみ~」の朝食メニューで提供されている。 野口観光...
東北一広い市域 フィールド調査 東北大公共政策大学院 学生9人鶴岡市で活動 旧..
東北大公共政策大学院(仙台市)修士1年の学生9人が4―6日の日程で鶴岡市を訪れ、旧町村部の地域振興に関する政策提言に向けたフィールド調査を行った。今後、政府機関や全国町村会事務局などにもヒアリングを行...
県内60の〝校歌山〟を紹介 松永さん出版【宇部】
宇部市野中5丁目の松永昌治さん(60)が、小・中・高校の校歌で歌われている山を紹介した「山口県の校歌山」(徨山舎)を出版した。60座を厳選し、特徴や登山ルートも掲載。市内では旧厚東中を含めて市...