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豊橋で手形アートの完成記念式典

 病気や障害を抱える子どもたちを応援しようと、豊橋市内の園児や障害児らから集めた手形を使ったアート作品の完成記念式典が23日、豊橋市こども未来館ここにこであり、三笠宮瑶子さまが出席された。  瑶子さまが特別顧問を務められる「ハンドスタンプアートプロジェクト」の一環。プロジェクトは、病気や障害を抱える子どもと応援する人の手形や足形を10万人分集めて世界一大きなアートを制作、東京五輪・パラリンピック会場での掲示を目指す。  同市は秋の一大イベント「第65回ええじゃないか豊橋まつり」(来月19、20日)の関連イベントとして、市内の保育園、こども園、幼稚園、市立くすのき特別支援学校、児童養護施設などの子どもたちから集めており、10月末までに8000人分を目標にする。  このうち8月末までに集めた約1600人分の手形などを使ったアート作品(縦2㍍、横4㍍)を披露。色とりどりの手形をデータとして読み取り、市のマスコットキャラクター・トヨッキーが浴衣を着て踊る姿を描いたもので、まつり当日まで、ここにこで展示する。  豊橋まつり振興会が主催した式には、佐原光一市長と豊田一雄議長のほか、式典に特別協力した野村ホールディングスから野村證券の尾山英樹常務らが出席。ここにこに到着した瑶子さまを市内の「大崎しおかぜ太鼓」の演奏が出迎え、近くのくるみ保育園年中の村瀬凛音ちゃん(5)らが一緒に除幕した。

 公務以外で、普段からプロジェクトメンバーと共に手形集めをされているという瑶子さま。会場では子どもたちとハイタッチして気さくに触れ合い、「これからもスタンプを取り続け、障害児福祉に対する関心を持ち、みんなにとって遠いことではなく、身近なものであると認識していただきたいと思っております」とあいさつされた。  佐原市長は「パラリンピックが終わった後も、世界中の平和のため、誰一人取り残さない幸せな地球になることができるよう、皆さんも応援してほしい」と呼び掛けた。  プロジェクトは2014(平成26)年に発足、8月末までに8万6000人分が集まっている。今後、ここにこや豊橋まつり会場でも、ハンドスタンプを受け付ける。

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