戦争、テロなき世界を 国際平和の日で鐘打式

世界平和の鐘を打ち鳴らす参加者たち=21日午後、新栄公園
「国際平和の日」の21日午後、新栄公園で平和祈念鐘打式(世界平和の鐘の会沖縄県支部主催)が行われ、参加者約20人が戦争やテロのない世界の実現を祈った。
式典は午後0時に始まり、参加者全員で1分間黙とう。同支部の黒嶋克史副会長が大濵達也支部長のあいさつを代読、「世界のどこかで争いがある現状。現実から目をそむけず、恒久平和への思いを発信し続けよう」と呼び掛けた。
市民保健部の野底由紀子部長は中山義隆市長のあいさつを代読し、「各地で起こっている戦争、紛争、暴力、テロが収まり、人々の心に平安が訪れるよう心を込めて鐘打を」と述べた。
その後、参加者は横なぐりの雨が降るなか、世界平和の鐘の前に移動。次々と鐘を打ち鳴らした。
「国際平和の日」は1981年にスタート。全世界の紛争当事者に対し、24時間の停戦と非暴力を呼び掛けることが目的。
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