海の恵みに早春の息吹

採ったアーサの付着物を海水で洗い流す女性=13日午後、石垣市真栄里の多田浜海岸
アーサ(和名・ヒトエグサ)が成長する時期を迎え、隆起サンゴ礁の岩場がある八重山各地の海岸では、干潮時に緑のじゅうたんの光景が広がっている。朝から晴れ間が広がった13日、石垣市真栄里の多田浜海岸では潮が引く午前中から、カゴやザルを持ってアーサ採りに訪れる人たちの姿があった。 「ことしは厳しい寒さで、いつもより早い時期から採れ出した」という西原慶子さん(75)=真栄里=は、毎年のアーサ採りが楽しみで、この日は2キロほどを採った。「(沖縄)本島の親戚や知人に送る分も計算しながら採っている」と満足そうに話した。 収穫したアーサは乾燥させて使うほか、生のままで冷凍保存もできるという。汁物や天ぷらにして食される。
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