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4200年前の遺跡と確認

豊橋・坂津寺貝塚の全体=豊橋市牟呂町で(市文化財センター提供)

大量に見つかった石敷き炉=同

 豊橋市牟呂町境松で坂津寺貝塚の発掘調査を進めている市教育委員会文化財センターは13日、約4200年前の縄文時代中期後半の貝塚を確認したと発表した。出土品などの状況から、ハマグリの加工場だったとみている。18日に現地説明会を開く。  牟呂坂津地区の区画整理事業に伴う発掘調査として、昨年5月中旬から1350平方の範囲で実施している。  同センターによると、かつて豊川(とよがわ)河口部、三河湾に面していた場所で、貝塚は斜面に築かれ、規模が推定で全長約40メートル、幅8メートル、最大で1・6メートルの厚さに貝殻がたい積していた。  これまでに、大量の炉跡、石を使った石敷き炉なども70基以上見つかっており、石は赤く焼け、炭が大量に付着しているという。  出土する貝のほとんどはハマグリで、生活用具の出土が少なく、周辺には同じ時代の集落が見つかっていないため、同センターは干し貝を作る加工場だったと推測。土器に貝を入れて海水で煮込み、水分がなくなったら天日で乾燥させ、干し貝を作っていたとみている。  石敷き炉は、こぶし大の石が敷き詰められているが、中には石がない丸いくぼみがある炉も複数あり、土器を据え、貝を煮ていた可能性があると考えられる。  干し貝について、同センターは、貴重な食料と同時に塩分の供給源にもなっていたとみる。ただ、干し貝作りに関わった人たちだけで塩辛い干し貝を全て消費していたとは考えにくく、交易に使われたと考えている。  交易を前提とした活発な生業活動は従来、縄文時代後期以降に発達したとされていたが、その見方を変える調査結果となった。同センターは「自給自足的な側面が強いと言われていた縄文中期が、今まで考えられていた以上に複雑な社会構造を持っていた可能性がある」としている。  18日の現地説明会は、午前10時半と午後2時で調査員による説明などがある。小雨決行。  問い合わせは市文化財センター(0532・56・6060)、当日は市美術博物館(同・51・2882)へ。

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