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秋サケ漁 回復傾向に 胆振太平洋海域─今後に期待

今後の漁獲量回復に期待が集まる秋サケ漁=19日午前4時半ごろ、苫小牧漁港

 今月1日から始まった胆振太平洋海域(室蘭―むかわ)の秋サケ定置網漁の漁獲量が上向き始めた。苫小牧漁協は解禁直後、日量1トン未満で推移していたが、14日から回復し、10トン近くを水揚げする日もある。道立総合研究機構さけます・内水面水産試験場(恵庭市)は今シーズンの同海域の資源予測を平年の約3割増としており、各漁業関係者も今後の豊漁に期待を寄せている。

 胆振海区漁業調整委員会によると、10日までの胆振管内5漁協(鵡川、苫小牧、いぶり中央、室蘭、いぶり噴火湾)の漁獲量は前年同期比47・0%減の23・7トン。漁協別に見ると、苫小牧3・1トン、いぶり中央8・8トン、室蘭1・1トン、いぶり噴火湾6・0トン、鵡川4・8トンで一部を除き低調だった。ただ、14日ごろから「同海域の沿岸水温が下がり始めた」(同試験場)ことでサケが来遊しやすい環境になってきたという。

 苫小牧漁協では14日に7・8トンを水揚げして以来、15日9・9トン、16日7・2トン、17日5・7トンと回復基調にある。漁業関係者は「全体の漁獲実績は昨年より少ないが、これからが本番。今年はサイズも良いので今後に期待したい」と話している。

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