小規模修繕は自前で 南紀白浜エアポート

ひび割れた場所の修繕を試す南紀白浜エアポートの社員ら(白浜町の南紀白浜空港で)
南紀白浜エアポートは、運営する南紀白浜空港(和歌山県白浜町)内の滑走路や外周道路の小規模な損壊はできるだけ自分たちで修繕するようにしている。業者に頼むより費用を大幅に抑えられ、緊急時でも対応できる利点があるという。
落雷による路面の欠損、ひび割れなどは空港でも起こりうるが、被害の規模が小さいと業者側は受注するメリットが少なく、管理者は発注しにくいという課題がある。発注したとしても、時間や費用がかかる。一方、大手舗装会社が開発した補修材が市販されていることもあり、修繕が以前より容易になっている。
白浜空港ではこのほど、修繕試験があった。エアポート社の社員や、同社と業務提携している建設コンサルタント大手「オリエンタルコンサルタンツ」(東京)などから関係者が参加。外周道路の一角にあった約1メートル四方のひび割れを市販の補修材で直した。材料を敷いて水を掛け、転圧機で固めるだけの約20分で作業は終了。参加者は効果を実感していた。
エアポート社では「女性社員も含め、いざという時は誰でも対応できるように準備したい」と話している。
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