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五輪に向け深まる友情

ドイツテコンドー代表が豊橋で合宿地元児童と交流

 2020年東京五輪に向け、ドイツのテコンドー代表が豊橋市でトレーニングキャンプを実施している。17日には市立吉田方小学校を訪問。5、6年生から大歓迎を受けた選手らは蹴りや組み手を披露し、児童たちは歌やメッセージで応援の気持ちを届けるなど、東京五輪・パラリンピックをきっかけにした交流を深めた。  同市は、東京五輪・パラリンピックでドイツのホストタウンで、事前合宿の受け入れは視覚障害者の団体球技、ゴールボールでパラリンピック出場を決めたリトアニアの代表に続いて2カ国目となる。ドイツからは初めて。  訪れているのは、監督や3人の選手ら。世界テコンドー選手権大会で活躍したバッハマン・アルクサンダー選手は、けがのため来日を取りやめた。16日から豊橋市入りし、市総合体育館、アクアリーナ豊橋で練習。21日まで滞在する予定だ。  吉田方小では、選手3人が実演し、回転しながらや跳びながらの蹴りを防具に目がけてしたり、組み手を紹介したりした。テコンドーを習っている同小6年の伊藤禅君も一緒に加わり、披露した。  会場の体育館に集まった5、6年生308人は興味津々で、選手と同じように掛け声を出しながら迫力ある蹴り技に見入った。選手が手にした防具に蹴りを入れる体験もあり、積極的に挑戦していた。

 児童を代表し、6年の中根璃子さんが「今までテコンドーを知らず、これを機会に本で調べたり、実際の技を見たりしてテコンドーに深く関わることができました。来年の東京オリンピックに向け、私たちも応援するので頑張ってください」と選手の活躍に期待を寄せた。  手作りの歓迎の横断幕や応援メッセージなどを贈られたストライフ・ゲオーグ監督は「オリンピックを通し、豊橋とつながることができればと思う。来年の東京オリンピックで皆さんの顔が見られたら幸いです」と話し、東京五輪出場を誓った。  テレビ番組を見て、テコンドーに関心を持ったという伊藤君。「きょうはうれしかったです。蹴りが強くて、すごかった。今よりもっと強くなれるよう頑張ります」と話した。  豊橋市は、ドイツ、リトアニアとも2005(平成17)年の愛・地球博(愛知万博)フレンドシップ事業で交流したいきさつがある。ドイツとは、フォルクスワーゲングループジャパンの本社が進出したことを契機に豊橋日独協会が1991年に設立され、万博以前から民間交流が続いている。

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