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障がい児も安全に海水浴 ビーチ用車いす 徳之島に初導入

徳之島初のビーチ用車いすに乗り、海水浴を楽しむ障がい者と保護者ら=14日、伊仙町伊仙

 鹿児島県伊仙町の幸徳保育園(幸多健次園長)はこのほど、徳之島初となるビーチ用車いすを導入した。14日に瀬田海海浜公園で進水式があり、障がい児が海水浴を楽しんだ。

 幸多園長(48)は障がい児(者)の保護者らで構成する「徳之島ひまわり会」(森圭一郎会長)の副会長で、普段なかなか海水浴ができない車いすの子どもたちのため、32万円でビーチ用車いすを購入した。

 ビーチ用車いすは3輪のタイヤが装着され、砂浜などオフロードでも通行可能。シートの両脇にある肘乗せが浮きの役割を果たし、乗ったまま海に浮かぶことができるという。

 同日は午後1時から進水式があり、島内の障がい児と保護者、幸徳保育園の園児ら約60人が参加。先天性脳性まひや筋ジストロフィーで車いす生活を送る4人はビーチ用車いすに乗り、保護者らに支えられながら安全に海水浴を楽しんだ。

 先天性脳性まひを患う大島養護学校高等部1年の生徒は「海に入るのは2回目。海水はしょっぱかったが、車いすの乗り心地も良く楽しかった。これからもこれで海水浴をしたい」と笑顔を見せた。

 幸多園長は「さまざまな障がいを取り除くことで、障がい児も健常な子どもたちと一緒に楽しむことができる。多くの人にビーチ用車いすを知ってほしい」と話した。

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