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ドイツの高校生が豊丘高で茶道交流

 修学旅行で豊橋市を訪れているドイツ・ベルリンのグスタフ・ハイネマン高校で日本語を専攻する生徒14人が14日、県立豊丘高校の茶道部を訪れ、茶道を通じて両校生徒は親交を深めた。

 同校は修学旅行などで2016(平成28)年から同市を訪れており、今回で10回目。13日から2泊3日で豊橋・新城市内の一般家庭でホームステイを行い、日本の食文化や生活を体験している。  豊丘高校の茶室を訪れた一行は、浴衣を着た茶道部員13人を見て「美しい!」と驚きの声を上げた。冒頭、茶道部長の尾崎日菜乃さん(2年)らが英語で茶道の歴史を説明後、お点前を披露。一行は、茶室の静かで厳粛な雰囲気を味わっている様子だった。  4グループに分かれて自己紹介後、茶道作法を体験。尾崎さんは「頑張って慣れない正座をしてくれてうれしかった。茶せんでお茶をぐるぐると『混ぜる』のではなく、直線的な動作で『立てる』ことを伝えるのが難しかった」と話した。  ハイネマン高校のマーク・ビルストさん(14)は「日本のお茶の味はドイツには無い味。とてもおいしかった。日本文化に触れることができ、とてもエキサイティングだった」と語った。  また同校のリリー・マリーさん(15)は「日本人は礼儀正しい。茶道のような伝統を途絶えさせることなく、次世代にも残していってほしい」と話した。

 その後の歓談では、好きな日本の食べ物や京都の名所の話で盛り上がり、インスタグラムのアカウントも交換。言語や文化の違いをものともせず、友情を深めていた。  その他、百人一首や坊主めくりをして遊び、茶室は笑顔と笑いで包まれた。  豊丘高校を後にした一行は豊橋公園へ移動し、花火大会「炎の祭典」を見学。手筒花火の迫力と美しさに見入っている様子だった。

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北羽新報社

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