折り鶴の国旗で歓迎 ラグビーナミビア代表

ロビーに飾られた折り鶴のナミビア国旗(10日、上富田町朝来で)
和歌山県上富田町でキャンプするラグビーのナミビア代表チームの必勝を祈願し作っていた折り鶴の国旗が、10日に完成し、同町朝来の上富田文化会館ロビーに飾られた。1万5千羽の折り鶴を使っており、巨大で鮮やか。14日の到着を出迎える準備ができた。
地元の熊野高校のラグビー部や生徒会などでつくる「ナミビアブループロジェクト実行委員会」が企画。7月中旬から町内の保育所や小中学校、福祉施設などのほか、町民にも折り鶴の協力を呼び掛け、3万羽以上集まった。そのうち、国旗に使った1万5千羽は町の人口と同じ数。
仕上げの作業は実行委のメンバーと町民有志が6日から始めた。たこ糸に1羽ずつ通し、1本当たり116羽つなぎ、それを130本用意。10日には並べてつるした。模様を表現するための折り鶴の配置は、ラグビー部監督の瀬越正敬さん(44)が担当した。
完成した国旗は縦3・5メートル、横4メートル。空や血、森を表すという青や赤、緑、黄、白の鮮やかな色で、インパクトがある。両側には6千羽の折り鶴もつるされ、ロビーが華やいでいる。
残りはチームや選手1人ずつに贈るとともに、歓迎の「折り鶴シャワー」として利用するという。
ラグビー部主将の谷本瑠佳君(17)は「やっと完成し、達成感と喜びを感じている。改めて地域の人たちとの触れ合いの大切さを学び、良い経験になった。部としても、この活動で朝から晩まで一緒に過ごし、秋の大会に向けて結束が強まったと思う。14日にはしっかりお出迎えしたい」と話す。折り鶴の国旗は、熊野高校の文化祭でも展示する予定。
ナミビア代表は14日夕方に上富田町に到着する予定。実行委は、ユニホームのカラーである「青」一色で出迎えようと、町民に協力を呼び掛けている。午後5時半までに青い服を着たり、グッズを持ったりして集まってもらいたいという。
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