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老若男女が叙情歌熱唱 なかどぅ道ぬとぅばらーま祭

 「いずすどぅ主(ぬすぅ)(歌う人が主人公)」をテーマに「第29回なかどぅ道ぬとぅばらーま祭」(同実行委員会主催)が10日夜、登野城のとぅばらーま歌碑前広場で行われた。郡内外の老若男女が個人やペア、グループで出場し、思い思いに八重山を代表する叙情歌とぅばらーまを歌い「仲道の三番アコウ」の下へ集まった観客らを楽しませた。

 蔵下芳久実行委員長によると、同祭は1990年頃、道路の閉鎖や「仲道の三番アコウ」の移転を含む都市計画に対抗するため、同広場を活用した催しとして初実施。以来毎年、旧暦8月13日夜に開かれる市主催「とぅばらーま大会」の前夜に行われている。昨年は「仲道の三番アコウ」の一部枯死や損傷が深刻だったことから真栄里公園で実施したが、樹勢が回復したためことしは開催場所を戻した。参加者に楽しんでもらうことを目的に、採点や順位付けは行わない。

 デイサービスセンター「大浜1番地」は職員4人で初参加。市の大会に作詞の部で応募するも落選したオリジナルの歌詞を歌い上げた。大盛哲広さん(56)は「発表できてよかった。来年は利用者と掛け合って歌いたい」と笑顔。

 光扇会田場絹枝舞踊道場は玉代勢秀尚さんが歌と三線、玉代勢秀弥さんが笛を奏で、上原梢さん(20)と平良レナさん(24)が情感あふれる踊りを添えた。上原さんは「三番アコウの広場は真栄里公園にはないしっとりとした雰囲気がある」と同広場での再開を喜んだ。

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