
厚真産のみそを使用した「厚真復興のみそぱん」
菓子製造販売の三星(本社苫小牧市)は5日から、胆振東部地震の復興支援の一環で厚真町産の「おふくろみそ」をパン生地に練り込んだ「厚真復興のみそぱん」(税込み160円)の販売を始めた。苫小牧市と登別市の11店舗で取り扱っている。同社は「みその売り上げ増に貢献できればうれしい」と話している。
「おふくろみそ」はとまこまい広域農協女性部厚真支部加工部が町内のみそ加工施設で手作りする製品。地元産の大豆と米こうじに天然塩を合わせ、長時間熟成させたまろやかな風味が特徴だ。
三星は2012年から「おふくろみそ」を使用したまんじゅう「みそまん」(税込み110円)を販売。昨年の地震の復興支援として、みそを生地に練り込んだパンを新たに開発した。
程よい塩気としっとりした口あたりが特徴。担当者は「みそを使ったことで濃厚で奥深い味わいに仕上がった。ぜひ味わってほしい」とアピールしている。
販売店はパン工房が併設する次の11店舗。
▽本店(糸井)、見山店(見山町)、新開店(新開町)、沼ノ端店(北栄町)、春日店(春日町)、中央店(旭町)、ウトナイ店(植苗)、三条通店(矢代町)、駅前店(表町)、パセオ川沿店(川沿町)、登別若草店(登別市)。
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