豊橋小沢小で「小島梨」皮むき大会
豊橋市立小沢小学校で3日、恒例のナシの皮むき大会が開かれた。地元の特産物「小島梨」を使い、全校児童約110人がむいた皮の長さを学年ごとに競った。

校区の小島梨組合が旬のナシ「豊水」を提供。児童たちは、夏休みに「長くむく」「きれいにむく」などを目標に家庭などで練習を重ね、本番に臨んだ。 組合の人の話や、小島梨について調べた児童たちの発表後、大会がスタート。教室内は緊張感が漂い、児童たちは45分の制限時間の中、精神を集中させて慎重に皮をむいていた。6年生は金子依楓(いぶき)君が10㍍81㌢で5年生の時に続き2年連続で1位、今年の校内チャンピオンになった。弟の2年・湊音(みなと)君も、3㍍23㌢で1年生に続き1位になった。 依楓君は「どうやったら細く長くむけるか研究し、8月からむく練習をした。歴代最高記録の13㍍18㌢を抜くのが目標だったが、10㍍を超えられ、満足しています。弟にもこつを教えました」と笑顔で話した。 大会は、刃物の正しい使い方を知るとともに、地元の特産品に触れる機会などとして続けられ、今年で22回目を迎えたが、むいた皮の長さを競うのは今回で終了。保護者や梨農家、地域の人の意見を聞いて決め、来年度からはきれいにむき、おいしく小島梨を味わうことのできる行事にする。
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