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長野日報社

ワカサギ投網漁が解禁 諏訪湖

諏訪湖漁協に出荷されたワカサギ

 諏訪湖のワカサギの投網漁が2日、解禁された。初日は15人が日の出前から漁に出て網を打った。諏訪湖漁業協同組合によると、初日は約75キロを水揚げ。当歳魚は昨年よりも大きめで「脂ものっている」という。

 出漁時間は鮮度保持のため午前4~6時の2時間とした。湖上では漁師たちがワカサギを狙って勢いよく網を放ち、手際よく引き上げた。6時すぎには漁港に舟を寄せて水揚げ。漁を終えた伊藤忠雄さん(79)=諏訪市渋崎=は「魚の入りが良くはなかったが、湖上での漁は楽しかった」と話した。

 同市渋崎の諏訪湖漁協に寄せられたワカサギは当歳魚と2年以上生きた大公に分けて計測し、川魚店に引き渡す準備を整えた。大きさは当歳魚が5~6センチ、大公が8センチ。武居薫組合長(68)によると、えさとなるプランクトンが水深4メートル以下の下層に多く集まっており、網の沈みが悪いため、逃げてしまう魚が多いという。下層の水の動きがほとんどないのが原因とみられ、「資源量は平年並み。魚はいるが、現時点では獲りづらい」とした。

 出漁日は当面、週3日。岡谷市天竜町の川魚店の林峰子さん(66)は「諏訪湖のワカサギを待つお客さんは多い。漁の解禁が待ち遠しかった」と話した。

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