あいおえび狩り世界選手権大会、優勝は歴代最多212匹

クルマエビを探す参加者(中道海水浴場で)
第29回あいおえび狩り世界選手権大会が1日、山口市秋穂東中道の中道海水浴場で開かれた。約1600人が干潟に放たれたクルマエビをつかみ取り、その数を競った。山口観光コンベンション協会秋穂支部(冨田正朗支部長)主催。 今年は県内外から1万4405通(6万6860人)の応募があり、競争率41・8倍の中から約1500人が選ばれた。アメリカやブラジル国籍の招待者ら21人と、湯田温泉の宿泊プランの一つとして申し込んだ40人も参加した。 放流されたクルマエビは約1万5000匹で大きさは17~21㌢。 参加者は、伊藤和貴副市長の合図で横約250㍍、縦約100㍍の会場全体へ一斉に走りだすと、海中や砂に手を伸ばして潜ったエビを手づかみした。中には肩まで海水につかる人もいた。 歴代最多の212匹を捕獲した防府市の広島奨之さん(20)が優勝。「誰よりも速く、欲深く取った。友達や家族とエビパーティーをしたい」と喜んでいた。
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