全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

南海トラフ地震発生を想定した豊川市総合防災訓練

 豊川市は1日、陸上自衛隊豊川駐屯地訓練場を主会場に総合防災訓練を実施した。静岡、三重県沖を震源とするマグニチュード9・0(最大震度7)の南海トラフ地震が発生したと想定。行政や企業、住民組織など44機関・団体から約1000人と、関係車両約50台が参加した。  地震が発生したとする午前8時31分、市内に一斉にサイレンが鳴り響き、訓練開始。がれきの崩落によって埋もれた車からの救出訓練では、実際に乗用車を使って消防隊らが救出活動を展開。工具を使ってフロント部分をこじ開け、中から被災者を救出した。  自衛隊員らによる救出活動や物資運搬、中部電力豊川営業所による電力復旧や、豊川建設業協会や豊川造園建設協同組合による陥没道路の補修や倒木の除去作業も行われた。  市民らによる消火器を使った初期消火や、担架を使った負傷者搬送応急処置、非常食作りも実施。情報提供や避難所への物資供給の観点では市と災害協定を締結する各企業も参加し、Gテクノは太陽光発電の自立式移動型トイレ、セッツカートンは段ボールで組み立てる避難所用ベッド、市内の畳店は避難所向けの畳を供給。Aコープあいちによる御油小学校への食糧調達も行われた。  訓練は御津町と小坂井地区の津波浸水想定区域でも同時進行され、各地で住民らの避難訓練が行われた。  講評で、山脇実市長は「各自が的確で迅速に取り組んでくれて、心強く感じた。災害が起きた時には、行政による公助には限界がある。安心安全なまちづくりのために、市民が共助の意識を持ってほしい」と呼び掛けた。

関連記事

アジアパラへ豊川高の中根さん出場

竹本市長表敬、意気込み語る  杭州2022アジアパラ競技大会の100㍍背泳ぎS8クラスに、豊川高校1年の中根暖さん(15)=豊橋市西幸町=が出場する。3日、豊川市役所を訪れ、竹本幸夫市長に「自己ベ...

荘内日報社

「湯ったり号」本格運行スタート 乗合タクシー 鶴岡市温海地域の新たな足確保 ..

 鶴岡市温海地域で2020年に路線バスが廃止・縮小されたことを受け、地域住民の新たな足となるよう試験運行が進められていた温海地域乗合タクシーが2日、本格運行を開始した。愛称は「湯ったり号」に決まり、同日...

「無添加スイーツ」サツマイモ 帯広市内の専門店「十芋」

 「食欲の秋」が到来-。秋はさまざまな食材が旬を迎え、色鮮やかな紫色のサツマイモの新芋はホクホク食感が楽しめる。毎日食べるというほど“サツマイモ愛”にあふれ、昨年7月、帯広市西21南3に「さつまいも...

宇部日報社

古地図で厚狭をガイド 語り部の会が旧山陽道など【山陽小野田】

 古地図を使ったガイドウオーク「古地図を片手に、まちを歩こう。」のスタンプラリーが、おいでませ山口観光キャンペーン推進協議会の主催で行われている。県内と島根県益田市の全38カ所のうち、山陽小野...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク