豊川市観光協会(日比嘉男会長)は30日、おもてなしプロジェクトとして、豊川市一宮町の三河国一宮・砥鹿神社(岩崎和夫宮司)でセミナー「もっと知りたい 特別参拝と魅力散策」を開催し、子どもからお年寄りまで32人が参加した。 参加者は神楽を用いた正式な祈とうを受けた後、同神社の三宅勝晴さんの案内で、普段は神庫内に眠っている神具や刀などに実際に触れて歴史を堪能した。神具を身に着けて写真撮影を楽しむ子どもたちもいた。 境内での散策では、「神様の庭」と呼ばれる中庭で、1971(昭和46)年に故・高松宮宣仁親王さまらによって植樹された2本のナギの木を紹介。日本一の大きさとされる高さ2・6㍍、幅3・4㍍のさざれ石も案内され、三宅さんが安産や幸福にご利益があることを明かすと、女性らは石に手を触れていた。絵馬にそれぞれの願い事などを書き記し、奉納する時間も設けられた。 毎年初詣に訪れている坂上千恩(ちおん)君(10)は「普段見られないお宝に触れたので、とても勉強になりました」と笑顔。佐野あいのさん(68)は「神庫の存在を知らず、今回参加できて大変光栄です」と話していた。 セミナーは5年前から続くプロジェクトの一環で、市民にも観光客をおもてなす心を育んでもらおうと市内のさまざまな歴史遺産や観光スポットで毎年開催している。
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