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荘内日報社

地元食材でご飯のお供

 庄内町立谷沢川流域活動センター「タチラボ」で活動する地域おこし協力隊の3人が、同流域産の農産物を食材にした新商品「庄内町のかねばネバネバシャキシャキ野菜」を開発し、24日に同町のクラッセ夏の感謝祭「クラビア」で試食販売した。山形の郷土料理「だし」をヒントに、しょうゆベースにしてピリ辛のアクセントでアレンジした。今週末の31日と9月1日にもクラッセ内「なんでもバザールあっでば」で販売する。

 開発したのは伊計麻衣子さん(32)、高木和馬さん(28)、西尾真生さん(22)の3人。同流域産のキュウリ、ナス、オオバ、ミョウガの夏野菜を食材に、地元で親しまれている老舗しょうゆ店のだしじょうゆ、乾燥昆布、トウガラシを加えてネバネバ感を増してピリ辛に仕上げた。庄内弁の「かねばね(食べなきゃいけない)」と商品の特長のネバネバを掛けたネーミングにし、パッケージで「かねばネ! 食べなきゃダメ!」とアピールしている。

新商品をPRする伊計さん(左)、高木さん(中央)、西尾さん

 24日のクラビアでは、3人がクラッセのイベントに〝初参戦〟。試食販売ブースを設け、来場者にPRした。ご飯のお供に、豆腐に載せても合う「味付けがいい」、「1食分ずつ個包装になっていて便利」と来場者から好評を得て完売した。

「庄内町のかねばネバネバ―」(1食分30㌘)

 高木さんらは「今後は、地元食材を用いて月1品ペースで新商品を開発していき、クラッセで開催されるマルシェに出品していきたい」と意気込み、地域ぐるみの6次産業化につなげていく展開を目指す。

 「庄内町のかねばネバネバ―」(30㌘入り6袋)は税別450円。問い合わせはタチラボ=電0234(43)8382=へ。

パッケージ

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