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釧路新聞社

日ハム戦1万人沸く/釧路

釧路市民球場に詰め掛けた1万1856人の観衆が見守る中、始球式に登場した佐藤綾乃さんとバッターボックスに立つ佐藤龍世選手

 プロ野球パ・リーグ公式戦「北海道日本ハムファイターズ―埼玉西武ライオンズ」が27日、釧路市民球場で開かれた。厚岸町出身で今季ドラフト7位入団した西武の佐藤龍世内野手(22)が地元凱旋を果たし、始球式では、いとこでスピードスケート平昌五輪金メダリストの佐藤綾乃さん(22)と共演。試合でも守備固めとして出場した。試合は日本ハムが終盤失点を重ねて2―8で敗れ、3連勝を飾ることはできなかった。    釧路での日本ハム公式戦は3年連続で、今年は初の2日間開催が予定されている。この日は昼前から晴れ間がのぞき、釧路市中心部の最高気温が22・4度となるなど絶好の野球観戦日和となり、スタンドは1万1856人のファンで埋まった。試合は日本ハムが西武に先制されるもすぐに追い付き、中盤までは1点を争う展開に。しかし、六回表に1点を勝ち越されると七回表には栗山巧選手の2点適時打などで突き放された。終盤に点差が開いてもファンは声援を送り続け、約1年ぶりのプロ野球を楽しんだ。

 始球式で打席に入るのは基本的に1番打者だが、今回は龍世選手が務め〝いとこ対決〟に。「なんとか届けば」と意気込んだ綾乃さんは腕を大きく振りかぶり投球。ボールはワンバウンドしたもののキャッチャーミットに無事収まり、空振りで応えた龍世選手も駆け寄ってともに笑顔を見せた。

 龍世選手は八回裏から三塁の守備固めで途中出場。八回に中田翔選手の打球を一度はこぼしたものの落ち着いてさばき、併殺を完成させた。試合後、龍世選手は地元出場に「楽しみにしていたし、1軍で出られると思っていなかったので良かった」と喜びを語った。併殺の場面は地元で緊張したとし、「足が全然動かなかった。1軍でまともに緊張したことはなかったのに」と苦笑い。28日の試合に向けて「出番があれば、まずしっかりとアウトを取りたい」と持ち味の堅守を披露することを誓った。

 28日も同球場で午後1時に試合開始。アイスホッケーの地元クラブチーム「ひがし北海道クレインズ」の上野拓紀主将とGKの脇本侑也選手がファーストピッチを務める。

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