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長野日報社

富士見町の花で五輪女子バレー選手応援 境小児童

アクセサリーと手紙を光子さんに手渡す児童

 富士見町境小学校の6年生は、2020年東京五輪に出場するバレーボール全日本女子の監督と選手たちを応援しようと、富士見町花のスズランでアクセサリーを制作。27日、監督・中田久美さんの母で町内在住の光子さん(78)を同校に招き、励ましの手紙を添えて託した。

 子どもたちは今年度、光子さんを含む町内の女性有志が取り組むスズランを生かした町おこしの活動に参加協力しており、五輪選手への応援もその一環。

 町内で採取し、特殊加工を施した日本スズランの花と葉を使い、女性たちに技術を教えてもらいながら直径3センチほどの飾りに仕立てた。子どもたちは手紙に「一生懸命手作りしました」、「オリンピック、応援しています」などとしたため、アクセサリーと同封。光子さんに1人ずつ手渡した。

 贈呈にあたっては光子さんと交流する時間を設け、久美さんについて「バレーボールを始めたのはいつ頃ですか」「子ども時代はどんな人でしたか」などと尋ねた。

 光子さんは「中学入学と同時に始め、1年の終わりにクラブチームの募集に手を挙げ、全国900人の希望者の中から選ばれた。バレーへの意欲で目が輝いていたのが選考理由だったと聞いた」、「慎重でがまん強い子ども。今まで一度も泣き言を聞いたこともない」などと紹介した。

 「コートの床が久美の周りだけ円形に色あせていた。それが汗の跡だと知り、驚いた」、「二十歳の時に足のじん帯を切り、医師にスポーツは諦めろと言われたが、手術の翌日、ベッドの上でトスの練習をしていた」などとひたむきな姿も明かした。

 その上で子どもたちに「自分の好きなことなら苦しさにも耐えられるもの。やりたいこと、好きなことを見つけて」と呼びかけた。

 子どもたちと活動するグループ「すずらん娘町」の牛山由実子代表は「東京五輪を身近に感じ、夢と目標を抱くきっかけになれば」と期待を込めていた。

 児童からの贈り物は来月14日に横浜市で開くワールドカップバレー2019の観戦時に選手団に手渡す予定だという。

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