学生と買い物をする子どもたち（コープこことで）

　小学生が、県立大（加登田惠子学長）の学生と一緒に買い物や調理をする食育活動が２６日、山口市泉町のコープここと・いずみ店で行われ、自分たちが選んだ食材でみそ汁などを作った。 　 　コープやまぐち（岡崎悟理事長）と同大が共同で主催。市内と防府市の小学生１９人が参加した。 　 　子どもたちは、同大栄養学科の学生有志による食育プログラム開発チーム（加藤元士代表）が考案したクイズなどを通してタコの生態や調理方法を学び、白みのあるタコがゆで上がった様子を見て「赤くなった」と歓声を上げた。 　 　この後、店舗では４～６人の班に分かれて、実際に買い物を体験した。電卓でお金の計算をしながら、野菜や肉をカゴに入れて会計を済ませた。 　 　買った食材とタコは学生と一緒に包丁で丁寧に切り分け、みそ汁とたこ飯にしておいしく味わった。