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荘内日報社

山戸能上演に観客詰め掛ける

 入り日にきらめく日本海を背景に、鶴岡市山五十川地区に伝わる「山戸能」(県指定無形民俗文化財)を上演する「夕陽(ゆうひ)能」が25日、同市早田の道の駅あつみ「しゃりん」の屋外特設ステージで行われた。夕陽能は1991年に開設されたしゃりんの1周年記念として始まり、以来毎年この時期に開催している。

 28回目を迎えた今年は、開演前に一時降った雨が上がり、水平線近くに太陽が顔を出す好条件に恵まれた。山五十川古典芸能保存会(鈴木金右エ門会長)のうち山戸能(三浦市樹座長)の座から約20人が出演。午後5時半すぎ、舞台を清める「座揃囃子(ざぞろいばやし)」から始まり、稚児舞「恋慕の舞」、五穀豊穣(ほうじょう)や国土安全を祈願する「式三番」と続くと、自然が演出する舞台の雰囲気は刻一刻と変化。メーンの番能「船弁慶」が始まる頃には、水平線付近の雲があかね色に染まり、一帯は柔らかな晩夏の夕景に包まれた。

夕景の日本海を背景に山戸能が上演された

 会場には観客やアマチュアカメラマン、道の駅に立ち寄った行楽客ら大勢が詰め掛け、潮騒と海風、入り日と雲が織り成す大自然で演出された幽玄の世界に浸っていた。沖縄県の宮古島から全国を旅しているという50代夫婦は「たまたま立ち寄った道の駅で、素晴らしい雰囲気の中で演じられる能を見ることができ、最高」と喜んでいた。

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