全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

荘内日報社

山戸能上演に観客詰め掛ける

 入り日にきらめく日本海を背景に、鶴岡市山五十川地区に伝わる「山戸能」(県指定無形民俗文化財)を上演する「夕陽(ゆうひ)能」が25日、同市早田の道の駅あつみ「しゃりん」の屋外特設ステージで行われた。夕陽能は1991年に開設されたしゃりんの1周年記念として始まり、以来毎年この時期に開催している。

 28回目を迎えた今年は、開演前に一時降った雨が上がり、水平線近くに太陽が顔を出す好条件に恵まれた。山五十川古典芸能保存会(鈴木金右エ門会長)のうち山戸能(三浦市樹座長)の座から約20人が出演。午後5時半すぎ、舞台を清める「座揃囃子(ざぞろいばやし)」から始まり、稚児舞「恋慕の舞」、五穀豊穣(ほうじょう)や国土安全を祈願する「式三番」と続くと、自然が演出する舞台の雰囲気は刻一刻と変化。メーンの番能「船弁慶」が始まる頃には、水平線付近の雲があかね色に染まり、一帯は柔らかな晩夏の夕景に包まれた。

夕景の日本海を背景に山戸能が上演された

 会場には観客やアマチュアカメラマン、道の駅に立ち寄った行楽客ら大勢が詰め掛け、潮騒と海風、入り日と雲が織り成す大自然で演出された幽玄の世界に浸っていた。沖縄県の宮古島から全国を旅しているという50代夫婦は「たまたま立ち寄った道の駅で、素晴らしい雰囲気の中で演じられる能を見ることができ、最高」と喜んでいた。

関連記事

宇部日報社

市長賞に花園自治会、春の花壇コンクール、特別賞や最優秀賞決まる【宇部】

 宇部市春の花壇コンクールの受賞団体が決まり、最高賞の市長賞には東岐波の国道190号沿いの花壇を彩った花園自治会(伊藤昌洋会長)が輝いた。市、市ガーデンシティ緑化運動推進委員会(会長・篠﨑圭二市...

紀伊民報社

南高梅が不作 平年の3割弱 梅の着果調査

 JAや日高振興局などでつくる「日高果樹技術者協議会」は19日、和歌山県の御坊・日高の4市町で実施した本年産南高梅の着果調査結果を発表した。主産地であるみなべ町と印南町の着果数は、過去10年平均...

苫小牧市ロゴマーク制定記念 22日に切手シート発売

日本郵便北海道支社は22日から、苫小牧市のロゴマーク制定を記念したオリジナルフレーム切手の販売を始める。84円切手10枚から成るシートで1枚は市のロゴマーク、残り9枚はとまチョップが樽前山山頂に登...

荘内日報社

龍神様とご縁を結ぶ 善寳寺 「辰歳御縁年記念企画」始まる

 鶴岡市下川の龍澤山善寳寺で12年に1度の「辰歳(たつどし)御縁年記念企画」が始まった。本堂で祈祷を受けた後、奥の院・龍王殿を拝観し「龍神様」とご縁を結ぶ。このほか国の重要文化財に指定されている絵画「...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク