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長野日報社

秋の味覚「小ブナ」出荷 駒ケ根

いけすから水揚げした小ブナをバケツに移し、重さを確認するJA職員

 上伊那地方の秋の郷土料理「小鮒の甘露煮」に使われる小ブナの出荷が、駒ケ根市を中心に24日から始まった。JA上伊那鮒部会の部会員10人が養殖した7~8トンの出荷を計画。秋祭りが各地で開催される9月中旬にピークを迎える見込み。地元のJAの直売所などで販売される。

 部会員の一人、竹花邦男さん(77)=同市南割=は、親の代からフナの養殖を続けているという。今季は佐久市の水産試験場が品種改良したフナを、自身が所有する休耕田で5月下旬から育ててきた。いけすから水揚げし、およそ700キロを出荷する予定だ。

 竹花さんは「梅雨が長かったおかげで、水が豊富な環境でフナがよく育った」と笑みをこぼす。「体長は3センチほどで、食べるにはちょうどいい大きさ。カルシウムが豊富なので、育ち盛りの子どもたちに食べてもらいたい」と話している。

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