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24日国立劇場 いざ本番 帯北が総文祭演劇で最終調整

 帯広北高校演劇部(松下結翔部長、部員4人)は24日、国立劇場で行われる「全国高校総合文化祭(総文祭)優秀校東京公演」に出演する。7月の総文祭(佐賀市)で優秀賞に輝き、上位4校のみが出演できる東京公演に進んだ。全国大会前に部員がゼロになり、一時は出場が危ぶまれた同部。今春、一からのスタートを切った部員たちは23日、本番を控えて最終調整に臨んだ。

前日の稽古の反省点を話し合う帯広北高演劇部の部員ら。左から時計回りに林さん、陶さん、賀来さん、松下部長

 「間が少し空き過ぎてるって感じる。観客が戸惑うかも」「最後の音声が消えるタイミング、合図が欲しいな」-。

 23日午前、都内の国立オリンピック記念青少年総合センターで行われた反省会。東京公演で上演する「放課後談話」について、前日に国立劇場でのゲネプロ(通し稽古)で見つかった反省点を挙げ、松下部長(2年)、部員の林知奈さん、陶利哉さん、賀来海穏(しおん)さん(以上1年)と顧問の加藤真紀子教諭、副顧問の吉川絵莉子養護教諭が意見を交わす。

 反省会は1時間ほどで終わり、午後から再び練習に入った。空き時間には、約1週間後に迫った前期期末テストに向けて勉強する姿も。メリハリを付け、本番への緊張を抱きながらも最終調整が続く。

 帯広北高校演劇部は昨年、十勝地区、全道大会で最優秀賞に選ばれ、総文祭への出場権を得た。しかし、当時の部員は3年生3人のみ。年度をまたぐ総文祭へは出場ができないため、3年生の引退後は加藤教諭らが入部を呼び掛けた。

 2月に松下部長、4月に1年生3人が入り、再始動した同部。全員が演劇未経験ながらも練習を重ねた。卒業生も応援し、総文祭には前部長の多田隼脩さんも駆け付くけた。

 先輩から受け取った総文祭のバトンを、伝統ある東京・国立劇場での公演へとさらに引き継いだ部員たち。松下部長は「お客さんに楽しんでもらい、劇中で出てくる話題についていろいろ考えてもらえれば。あとはいつも通りできるよう、体調管理に気を付けたい」と気を引き締める。

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